残業代請求を検討しているあなたが、次のように考えているとしたら危険です。
残業代請求をすることによって、それまでの生活レベルを保てなくなる可能性があります。チェックしてください。

  1. 未払い残業代を請求すればすぐに現金が入ってくる。
  2. 未払い残業代が支払われるから当面の生活費には困らない。
  3. 未払い残業代を請求しても勤続できるから収入は途絶えない。

実態はこうです。

  1. 請求から回収までは一般的に3~10ヵ月を要します
  2. だから、当面の生活費には充てられません
  3. しかも、残業代請求をする95%以上の人が前後数ヵ月の内に退職しています(既に退職していた人や退職が決まっていた人を含む)。

だから、あなたは、あなた自身の生活を守るためにも、愛するご家族の生活を脅かさないためにも、残業代請求の前に適切な退職活動をしておかなければなりません。

流行りの「終活」ならぬ「退活たいかつ」をしていきましょう。※造語です。

このページでお話する退活の主は、残業代請求や退職届けのに行うべき「根回し」や「退職後に備える準備」です。つまり、残業代の証拠収集と同時進行で行っておくべきものです。
証拠収集については『未払い残業代の請求には証拠が必要!立証責任を軽視しているあなたへ』で詳しく解説しています。

そもそも、「残業代を請求する=退職」なのか?

冒頭で、「実態として残業代請求をする95%以上の人が、請求の前後数ヵ月の内に退職している」とお話しましたが、わかりやすく言い換えれば、残業代請求後も勤続する人は5%未満ということです。

中には、「請求後も辞めないから大丈夫!」と考えている方もいると思いますし、事実、私が相談をお受けした1,700人の中には、請求後も変わらず勤続した方もいらっしゃいます。

ですが、これはレアケース中のレアケースです。

残業代請求を機に退職をする方が多い理由は次の2つです。

残業代請求を機に退職をする理由 1
  • 残業代を請求すれば間違いなく冷遇されるから(違法にならない程度のパワハラや異動命令など)。
  • 冷遇などはされないだろうけど、自分的に居づらいから。

よほど度胸の据わった方でなければ勤続には耐えられない。

残業代請求を機に退職をする理由 2
  • 残業代請求について調べていたら、今の会社に居ても先がないと感じたから。

いわゆるブラック企業に勤続しても昇格や昇給など将来を見出だせない。

いかがでしょうか。

考え方は人それぞれですし、私が口を出す部分ではないかもしれませんし、必ずしも退職を奨めるものでもありません。
しかし、残業代請求後の勤続には、ある種の覚悟が必要であるということは留意してください。

だからこそ、退職の意思が固まっている方だけでなく、「請求後も辞めないから大丈夫!」と考えている方にも退活が必要なのです。
転ばぬ先の杖、残業代請求前の退活です。

残業代を請求したことによって即日解雇されたなど、明らかに不当な扱いを受けた場合には相応の対価を請求できるケースもあります。『残業代請求など労働問題を相談できる弁護士』にご相談ください。

それでは、生活や家族を守るための退職活動(退活)についてお話していきます。
順番に完遂していきましょう。

退活1.家族の合意を得る

残業代請求について、当事者本人ではなく、ご家族の方が相談してこられるケースも少なくありません。
最も多いのは、当事者の妻(家計を守る奥様)からのご相談です。

話を伺うと、次のような不安、不満がおありです。

  • 帰りが遅いし、休日も出勤することが多くて、家族との時間を取ってもらえない。
  • 対価(残業代)が支払われているなら諦めがつくかもしれないが、タダ働き。
  • それなのに、本人はどうも他人事で、会社に請求してるんだかなんだか……
  • だから、家族の関係がギクシャクして、皆が凄く嫌な気持ちになっている。

もう5年ほど前のことですが、相談中(通話中)に堰を切ったように泣き出してしまった方がいらっしゃいました。
当事者であるご主人とはお互い冷静に話すことができずギクシャクし、他に相談できる相手もなく(当時は無料相談なんてほとんどありませんでしたから)、独りでずっと悩んでいたため、感情が溢れ出してしまったとのことでした。「すみません、すみません」と何度もお謝りになっていたことをよく覚えています。

それぞれご家庭の形はあると思いますが、未払い残業代は、あなただけの問題ではなく、家族全体の問題にまで発展することがあるということです。
生活費など金銭面のみならず、時間や気持ちのすれ違いから家族の関係性まで悪化させてしまうのです。

現状は何ら問題ないご家庭であっても、残業代請求をしたことによって歪みが生じることもあります。
ましてや、残業代請求が原因で退職することにでもなれば、「どうして先に相談してくれなかったの?」と言われても当然です。

1年くらい働かなくても金銭的に問題ない方、既に転職先が決まっている方などは別としても、家族(特に奥様)には、考えやリスクを十分に説明し、合意を得ておきましょう。

根回しは、会社だけでなく家庭でも必要と心得てください。

退活2.仁義を通す

ご家族(内部)への根回しが済んだら、次は外部への根回しです。

仁義を通すべき相手は、大きく3種類です。

仁義を通すとは、「会社に対して残業代を請求すること」を事前に耳に入れておくということです。

仁義を通すべき相手(1) 社内でお世話になった人

  • 会社でいつも味方してくれた上司、苦楽を共にしてきた同僚。
  • 反対に、あなたがいつも味方し、かばってきた部下。

仁義を通すべき相手(2) 残業代請求時にお世話になるかもしれない人

  • 「退職するなら残業代を請求しなよ」と後押ししてくれていた上司。
  • 「残業代を請求するなら協力(証言など)する」と協力的な上司や同僚、部下。

上司(同僚、部下)は今後も勤続しますから、あなたに加担することによって、または、あなたの残業代請求を黙認したことによって、会社での立場を悪くする可能性もあります。つまり、とても嫌な表現をしますが、あなたに味方するか?会社に味方するか?関与しないか?を天秤にかけるということです。
ですから、本当に、残業代を請求することを事前に話しても問題ないかは十分に検討してください。

仁義を通すべき相手(3) 入社時にお世話になった人

  • 入社する際に便宜を図ってくれた人(社長や上司に「こいつを雇ってやってくれないか」と口をきいてくれた人)。
  • 社長や上司と懇意の人(親、知人、転職先の上司)。※少し種類は異なりますがここに含みます

この相手への仁義を欠くと、請求途中で断念せざるを得ないことにもなりかねません。

私が何回も経験している具体例を挙げます。

─請求中─ 入社に口をきいてくれた○○さんに相手方の社長から連絡が入ったみたいで、○○さんから「請求を取り下げてくれんかね、私の顔が立たないから」と言われてしまいました。だから、請求は断念しようと思います。申し訳ないです!
─請求中─ 相手方の社長とうちの親が知り合いなんですが、親から「そんな恥ずかしいことやめろ!」と言われてしまって、どうにもできません。どうしたら良いでしょうか……

……どちらの場合も、私には答えを出すことができません。

あなたと○○さん、○○さんと相手方社長の関係性も、あなたの親と相手方社長の関係性もわからないからです。
「残業代請求は正当な権利だから請求しましょう!」と言うのは簡単ですが、それよりも大切なこと、それよりも(あなたが我慢してでも)優先しなければならないこと、仁義を通さなければならないこともあるからです。

ただ、敢えて厳しく言うなら、そのような状態に陥ってしまったことはあなたのミスです。
そうなるかもしれないことを想定して根回しをしておかなければ(了承を得ておかなければ)ならなかったのです。

あなたが専門家に依頼している場合、「あなたのミスによる請求断念=途中解約=違約金の発生」にも繋がりかねません。「仁義を通すべき相手(3)」については特に注意してください。

退活3.人脈を確保する

ここで言う人脈とは、仕事の人脈です。
特に、将来的に起業(独立)を考えている方にとって人脈は財産です。

私も、起業前はそこそこ有名な会社に在籍していましたが(そこそこなどと微妙な表現をすると関係者に怒られそうですが)、会社名という看板を背負ってなければ絶対に会えないような方にもたくさんお会いできました。

そして名刺交換もさせていただきました。

名刺交換の後に懇意な間柄になることができれば、SNSやLINEで気軽に連絡が取れるようになっているでしょう。
しかし、そうでもなければ名刺だけが唯一の繋がりです。

名刺があれば力添えしてもらえるという安い考えではなく、名刺がなくなれば連絡すら取れなくなるということです。
今は「いや、もう全然違う業界に転職するし関係ないね」などと考えていても、将来的に「そういえば、これって○○さんの得意分野だったな、連絡取れないかな」と考える日が来るものです。

ですから、名刺(財産)を何も考えずに捨ててしまうことは避けましょう

参考:お奨めの名刺管理(保管)方法

私は『100万人が使う名刺アプリ「eight」無料版)』を利用しています。

名刺をスマートフォンで撮影するだけで、名刺の表裏や、記載されている情報をデータ化してくれるサービスです。
しかも、人力OCR(スタッフが手入力でデータ化)を採用しているとのことで、実際に入力ミスはほとんどありません。私は260枚ほど登録していますが「転載ミスは1回あったかもしれない」程度です。

データ化にはたくさんのメリットがありますので、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

名刺データ化のメリット
  • データ化すれば(スマホで撮影するだけで)、名刺自体は不要になる。
  • 退職時に名刺の返却を求められても問題ない。
  • 管理が楽。かさばらない。
  • Eight』ならではの機能もある(アプリ上での名刺交換機能、昇格や転職などによる名刺更新の通知機能など)。

前記の通り、会社によっては退職時に「交換した名刺」の返却を求めらることがあります。業種や職種にもよりますが、会社の看板を背負っていたからこそ交換できた名刺(取引先)を奪われてしまってはたまったものではありませんから当然です。社内規や倫理を逸脱してまでの保管はお奨めしません。

退活4.定期収入を確保する

兎にも角にも定期的な収入を確保する……つまり、働けということです。

失業保険の給付期間との兼ね合いを打算する方もいるでしょうし、「もらえるものはもらっとこう」的な考え方は私も同じです。
ですが、失業保険という名称の通り、あくまで保険的な位置付けです。退活の観点でのベストは、退職時には転職先が決まっている状態です。

残業代請求の準備(証拠収集)は在職中に行わなければなりません。
転職の準備(情報収集、応募、面接など)も在職中に行わなければなりません。

これらを並行する(同時に進行する)ことが退活なのです。

参考:お奨めの転職活動方法

私は、退職を意識する前、つまり、普通に働いている時から転職サイトに登録していました。

日本の雇用形態と言えば「終身雇用」「年功序列」であり、「転職」は悪しきものと捉えられてきましたが、ワールドワイドで見ればそうではありません。良い条件、良い環境、良いポジションのオファー(提案、お誘いなど)があれば、自分を高めるために転職することが当たり前です。

日本と海外の比較はさておきも、日本においても既に終身雇用制度は崩壊し、いつ解雇を言い渡されるかわからない時代に突入しています。

また、会社という閉鎖的な空間の中にいると、自分の経歴やスキルに対する正当な給料の相場がわからなくなることがあります。
そうならないためにも、常に自分が身を置く業界の相場観を知るためにも有用でした。

しかし、転職サイトにログインして自ら応募先を探すような時間(意欲)はありません。……だって、転職に切羽詰まっているわけではないから。

ですから、私が利用していたのは、「自分(私)の経歴やスキルを見て興味を持ってくれた企業からオファーメールが届く」あるいは「自分専属の転職エージェントがお奨めの企業を紹介してくれる」ような転職サイトです。

転職サイトの担当者には申し訳ないですが、オファーに興味を持てなかったり、現職で重要なプロジェクトに関わっていて転職どころではない場合には、断れば良いだけですから。

私はリクナビに登録していましたが、他の大手が運営しているものもたくさんあります。
登録すれば少なくない量のオファーが届き始めるため、まずはどれかひとつに登録して様子を見るくらいで十分です。

オファーが届く転職サイト

どれに登録しようか悩むなら私と同じリクナビで問題ないと思いますが、転職に切羽詰まっているなら片っ端から登録すべきです。
必要事項の入力作業は少し面倒ですが、1度入力してしまえば他のサイトにも転用できます。

退活5.住まいを確保する

退職を機に引越しをする(しなければならない)方もいます。

しかし、退職後、無職の状態では入居審査に通りません。
入居審査は、大家さんが「あなたに賃貸しても大丈夫か?」を総合的に判断する審査です。無職で定期収入のない人が審査に通るはずがありません。

無職でも、保証人の程度や預貯金残高の程度によっては審査に通ることもありますが、退活の本筋ではありません。

「そんなの当たり前の話でしょ」と思われるかもしれませんが、残業代請求や退職、転職活動などを並行していると意外に失念してしまう方もいるため、段取って進めてください。

引越しの一括見積サイト

他にもありますが、私が実際に利用して引越し業者を選定したサイトを掲載しておきます。

退活6.クレジットカードを確保する

退職して無職になったからといって、現在保有しているクレジットカードが使えなくなるわけではありません。
ですから、現在保有しているクレジットカードの質や量(枚数)に不満がない方は読み飛ばしていただいても構いません。

クレジットカード審査は、無職は勿論、転職後間もなく勤続年数が少ない場合にも通りにくくなります。
私自身、転職(起業)した途端にほとんどの審査に通らなくなり、「退職前に作っておけば良かった」と後悔した経験があります(どの程度のクレジットカードを作りたいかにもよります)。

必ずしもクレジットカードの利用を奨めるものではありませんが、最後の砦にはなってくれます。

万全を期して間髪入れずに転職したとしても、転職先での初給料日まで2ヵ月ほどの期間が開いてしまうこともありますから。
転ばぬ先の杖、退職前のクレジットカードです。

よって、現在保有しているクレジットカードに不満がある方、保有したいクレジットカードがある方などは、退職前に作っておきましょう。

審査の段階で勤務先に確認の電話が入る場合もあるため、厳密には、退職前ではなく、有給休暇の消化期間前と捉えてください。

なお、クレジットカードには「ショッピング枠」とは別に、現金を借りることができる「キャッシング枠」というものがあります(最近では申し込み制が多い)。

最悪の事態に備えるのであればキャッシング枠もあった方が良いかもしれませんが、キャッシング利用はクレジットヒストリー(クレヒス)を傷つけると言われているため利用するかどうかは十分にご検討ください。
クレヒスが傷つくと、例えば、通常カードからゴールドカード、ゴールドカードからプラチナカードなどへのアップグレードを勧誘するインビテーション(招待状)が届かなるという通説があるからです。

参考:私が選んだクレジットカード

クレジットカードに何を求めるか?によるため、「こういう考え方もあるんだな」程度の参考にしていただければ幸いです。

歳を重ねるにつれクレジットカードに対する嗜好が変わってきました。

若い頃

  • 還元率の高いカードがいい。
  • 場所(店)によってカードを使い分ける(割引やポイントのため)。
  • 使い分けて節約することが楽しい。
  • 券面の色はゴールドがいい。

歳を重ねた今

  • 還元率は気にならない。
  • と言うより使い分けるのが面倒(既に保有しているカードがあるなら当然使う)。
  • だから、生涯を伴にする1枚のカード(のクレヒス)を育てたい。
  • クレヒスを育てて、最終的にはプラチナカードを保有したい。

そんな私が、いくつものクレジットカードを比較し、あれこれ考えた結果、選択したのは「アメリカン・エキスプレス(アメックス)」です。

最大の理由は、ステータス性

ある程度の年齢になり「生涯を伴にするカード」という条件が付加された今、券面の色などという見せかけのステータスではなく、カード自体のステータスも基準になったわけですね。

よって、現在は、アメックスのグリーンカードをメインカードとして保有しています。
ゴールドカードではない理由は、何かで読んだ「ゴールドよりもグリーンの方が玄人好み」という記事を鵜呑みにした程度の理由です。ゴールドは年会費も高いし。

……ですが、グリーンでも年会費は12,960円(税込)と割高。

これなら、本家アメックスではないが、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス」の方がコスパは高い。
いわゆる提携カードですから海外でのステータス性はやや劣るという意見もありますが(実際は不明)、海外旅行なんてほとんど行かないし。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスの特徴
  • インビテーションなしで申し込める希少なプラチナカード。
  • 券面にアメックスの特徴とも言える「百人隊長」があしらわれている(いわゆる提携カードではセゾンだけ)。
  • 年会費は21,600円(税込)とプラチナカードとしては破格の安さ。しかも、年間200万円以上利用すれば半額の10,800円(税込)と本家アメックスグリーンより安くなる。光熱費や諸々の支払いをカード払いにすれば現実的に達成できる額。
  • それなのに、本家アメックスプラチナ(年会費140,400円(税込))とほぼ同等のサービスを受けられる。
  • ビジネスカードという名称だが、会社勤めの個人でも申し込み可能。
  • 世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティパス(年会費40,000円相当)が付く。
  • プラチナカードならではのコンシェルジュ・サービス(国内外ホテルの予約、レストランの予約、航空券やJR特急券の手配、フラワーギフト手配など)が利用できる。
私がほしいクレジットカード

退活7.保険を考える

保険のことまで話し始めるときりがありませんし、そもそも退活と言うより人生設計に近いですが、長期的に見れば、ここまでお話してきたものの中で最も重要です。
回収した残業代の一部で保険に入り直す人もいるくらい、保険の見直しが重要であることは既知の事実なのです。

特に生命保険は、退職(転職)に限らず、あなたのライフステージが変化する度に見直すべきものです。
ライフステージと表現すると曖昧ですが、言い換えれば、あなたの責任が重くなる度に見直すべきものということです。

ライフステージの変化 例
  • 就職(転職)
  • 結婚
  • 出産

但し、お金のかかることですから、日々の生活(費)を脅かすほどの負担額であってもなりません。要はバランスが大切です。

あなたの保険、無駄だらけではありませんか?

最近では、掛け捨てではなく、貯蓄できる保険も増えています。

私は可能な限り貯蓄できるものを選択するようにしています。
なぜなら、掛け捨ての保険は、ある意味ではギャンブルであると考えているからです。

保険に加入していれば死亡や事故、病気への保障を受けられますが、それらに見舞われなければ保険会社が儲けることになります。

一方で私たちは、当然それらに見舞われないように生活しています。
だから、それらに見舞われなかった時のことも考えておくべき、つまり、返戻金へんれいきんがある貯蓄型という選択肢も持つべきということです。

また、保険には四角型と三角型があることはご存知でしょうか。

あなたが歳を重ねるごとに(子どもが成長するにつれて)、必要な保障額は下がります。例えば子どもへの保障が二十歳まで必要であるとすれば、必要な保障額は年々少なくなるからです。

それにもかかわらず、子どもが1歳でも保障額2,000万円、子どもが19歳でも保障額2,000万円ではおかしいですよね。
子どもが19歳であれば100万円でも十分なはずです。無駄を省くことによって、支払う保険料が下がりますから。

生命保険などは子どもの養育費用のためだけではありません。妻の生活費用、あなたの葬式費用などに分けて、それぞれに合った保険に加入しておくべきです。

あなたの保険、最後に見直したのはいつですか?

保険を見直していない方は勿論、四角型や三角型にピンとこない方も、在職中の今の内に見直してはいかがでしょうか。

参考:お奨めの保険見直し方法

私は、ファイナンシャルプランナーを紹介してくれるマッチングサイトで、独立系保険代理店のファイナンシャルプランナーを紹介してもらいました。

ポイントは「独立系」というところです。

保険を見直すためには、特定の保険会社の商品ではなく、複数の保険会社の商品をフラットな視点で比較検討しなければなりません。
時には、例えば、○○用はソニー生命、○○用は三井住友海上、○○用はオリックス生命……などのように、複数の保険会社の商品を組み合わせることも必要です。

独立系保険代理店のファイナンシャルプランナーの方が取扱商品に偏りがなく、いくつもの保険商品の中からあなたに合ったものを選定してくれる可能性が高いのです。
(少なくとも、特定の保険会社に属しているファイナンシャルプランナーよりも選択肢は多くなるはずです)。

ですが、独立系か?そうでないか?は簡単には見極められません。……と言うより、見極める作業が面倒です。
だからこそ、独立系のファイナンシャルプランナーを紹介してくれるマッチングサイトを利用したのです。

独立系ファイナンシャルプランナーのマッチングサイト

他にもありますが、特に上記2サイトは四角型と三角型についてわかりやすく説明されているため参考になります。
私は保険マンモスを利用しました。たまたま選出されただけのファイナンシャルプランナーでしたが、専門知識が豊富で頼りになることから、会社に在籍していた頃を含め既に8年ほどお世話になっています。やはり餅は餅屋です。
※私がお世話になっているファイナンシャルプランナーは経営者が入るべき保険にも詳いためご希望の方には個人的に紹介させていただきます。

最後に

いかがでしたでしょうか。
私の実体験に基づいてきちんとお奨めできるものだけを紹介しながら解説させていただきました。

繰り返しですが、「退活」は在職中に、残業代請求の準備(証拠収集)と同時進行で行うものです。

数日で完遂できるものではありませんので、今日から着手していきましょう。

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